幾多のハードルを乗り越えた先に、未だ見ぬ喜びが待っている 社員インタビュー R&Dセンター 研究室 2020年4月入社

幾多のハードルを
乗り越えた先に、
未だ見ぬ喜びが待っている

社員インタビュー
R&Dセンター 研究室
2020年4月入社

自分の研究が人々の生活を支える、そのやりがいで入社

大学時代、私は「有機高分子化学研究室」で、高分子の基礎研究に取り組んでいました。どんな高分子であれば接着できるか、その接着強度はどう変化するのか、剥離後の表面の状態はどうなっているのか、といったことですね。私は社会に出ても高分子材料に関わる研究を続けたいと思い始め、大学3年の冬からは高分子材料に関わる会社のインターンシップへ積極的に参加しました。そのひとつが、サンエー化研だったんです。
サンエー化研のインターンシップでは、役職に関係なく社員同士が和気あいあいと意見を交わしていて、風通しの良さが強く印象に残りました。終了後、スーパーで販売されている電子レンジ調理袋をお土産に頂いたのですが、自分の研究がカタチになり人々の生活を支える、そんな仕事ならやり甲斐も大きいと思い、入社を決めました。

開発した製品を多くの人が手に取り、笑顔になってもらうことがモチベーション

入社後、私は希望通り軽包装部門の配属となり、電子レンジ調理袋の研究開発に携わっています。具体的な製品としては中華惣菜やカレーといった粘度のあるものが多いのですが、製品を電子レンジにかけた時、いかに安全性を保つかが最大の留意点ですね。中身が漏れ出さないか、吹きこぼれしないか、試行錯誤しながら蒸気口の形状を製品に合わせてリニューアルしていきます。
一見簡単そうですが、製品開発には半年から1年を要します。素材選定に始まり、基礎データの分析、加熱で蒸気口が開く時点の強度測定、試作の繰り返し、お客様側での試用など製品化までには幾多のハードルがありますが、6人のチームが一丸となって取り組み、最終的にカタチになる時の手応えは言葉にならないほど。この製品を多くの人が手に取り笑顔になる、そう思うだけでモチベーションも高まりますね。