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株主・投資家の皆様へ

サンエー化研代表取締役社長 藤岡宣隆 株主・投資家の皆様には、日頃より格別のご支援とご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。
  第108期(平成28年4月1日~平成29年3月31日)における当社グループを取り巻く経営環境と事業活動について申し上げますと、世界経済につきましては、欧米先進国の雇用情勢の改善により個人消費が回復基調にある反面、米国では新政権の政策運営に混乱が見られ、欧州では英国のEU離脱通告により経済の停滞が懸念されるなど、景気は先行き不透明な状態にあります。一方、中国においては、政府による景気下支えにより住宅及び自動車販売が上向き、これまで減速基調が続いていた経済に一服の兆しが見えてまいりました。
  わが国経済においては、昨年暮れのOPEC及び非加盟国の減産合意により原油価格が一定程度上昇しましたが、雇用環境が比較的良好な状態にあるなか、秋口以降、為替が円安に転じたことで輸出企業を中心に業績改善が進み、景気の持ち直しが見られました。
 このような状況下、当社グループの業績は、軽包装材料及び産業資材とも一部主要顧客向けの販売が低迷しましたが、機能性材料の販売が好調で、全体では増収となりました。また、損益面においては、新工場である掛川工場WESTと新たな研究施設であるR&Dセンターがともに稼働したことで、減価償却費その他のコストが増加しましたが、原材料価格の安定が続いたことに加え、期初から好調な機能性材料の受注が年明け以降さらに伸長したことによって、増加したコストを吸収し、最終的に増益を果たすことができました。
 その結果、当社グループの経営成績は、売上高317億2百万円(前期比7.2%増)、営業利益13億94百万円(前期比19.3%増)、経常利益14億60百万円(前期比7.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益9億92百万円(前期比10.4%増)となりました。
 今後とも企業価値向上に向け総力をあげて邁進する所存でございますので、従前と変わらぬご支援、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

   平成29年6月  
  代表取締役社長